驚くような低価格のレンタルサーバーは、一体どうやってそれだけの料金を実現しているんだろう?
1つは、
台のサーバーにできるだけ多くのユーザーを割り当てることだ。
こうすることで、1人あたりの料金を低く抑えることができる。
2つめは、
海外にサーバーを置くことだ。海外では通信業者の数が多く、価格競争が激しい。
土地や建物、国によっては人件費も安く抑えることができる。
3つめは、
使用できるCGIの種類や数量を減らしたり、サーバーの機能や開設できるサイトの内容を制限したりするんだ。特に、一度にたくさんの訪問者があるような商業サイトはサーバーに負荷がかかるため、開設を禁止しているところもある。
4つめは、
人件費を削って人員を減らし、サポート体制を縮小することだ。
このような要素が組み合わされることで低価格サーバーが実現しているんだ。
ユーザーにしてみれば料金は安い方が魅力的だ。でも、どんな手段で低価格を実現しているかによっては、とても困った事態に追い込まれることもあるんだ。
例えば、1台のサーバーを多人数で共有するとサーバーに負荷がかかり、サイトの表示速度が遅くなったり、機種によっては頻繁にダウンしたりすることもある。1ユーザーが使えるディスク容量も小さくなり、機能も制限されて不自由さを感じることが多い。例えば、webショップには不可欠のショッピングカートなどのCGIが使えない、などだ。
海外にサーバーを置いている場合は、回線速度が遅くなる傾向が見られるんだ。それに、トラブル発生時の対応も時差の影響などから解決まで時間がかかる。現地との連絡は現地語でしかできない場合だってあるんだ。
契約する時はトラブル発生時のサポートなど、あまり考えない人も多いだろう。でも、1分1秒でも速くトラブルを解決したい場合でもメールでしかサポートを受けつけてもらえなかったら? 業者からの返信がくるまで、じりじりしながら待つことしかできない。それどころか、業者によっては有料でしかサポートを受けつけないところもあるんだ。
開設したいサイトの内容、自分のPCスキル、低価格の理由とをよくよく照らし合わせて、サーバーを選ぶことが大切だ。