プロバイダーとサーバーでは、ユーザーに提供するサービスは全然違う。
プロバイダーはインターネットに接続するための業者。
サーバーはインターネット上の情報スペースを提供する業者だ。
プロバイダーも情報スペースを無料で提供していることが多く、このサービスを利用してホームページを開設しているユーザーも多い。
ただ、このサービスはオマケ的なもので制限が多い。1ユーザーに割り当てられるデータ容量も小さく、ホームページの規模が拡大すれば、すぐに容量がいっぱいになってしまう。追加もできるが、料金が高いという声も聞かれる。
また、ホームページの内容にも制限がある。まず、商業利用はできない場合がほとんどだ。ショッピングカートやメールフォームなど、サーバーに負荷のかかるCGIの設置も禁止される場合が多い。
さらに、オマケ的なサービスなのでプロバイダー側が提供を中止する可能性もある。そうなると、新たにサーバーをレンタルしてホームページを開設し直さなくてはならず、URLも変更になってしまう。
こうしたことを避けるため、本格的なwebショップ運営や独自ドメインを取得したい人や企業がサーバーと契約しているんだ。
ところで、サーバーをレンタルすれば、プロバイダーの料金とは別に使用料が発生する。独自ドメインを取得すれば、その料金も必要だ。だから、人によっては支払先が3つになり、月々の料金が高額になることもある。
ホームページの目的や用途、規模によってはプロバイダー提供の無料スペースで十分、ということもあるだろう。初心者が、こぢんまりとしたホームページを持つ分にはそれでもいいかもしれない。
ただ、上で述べたような不都合を避けるなら、やはりプロバイダーとサーバーは別の業者にした方がいいだろう。
特に商用サイトを開設するならサーバーをレンタルする方がオススメだ。独自ドメインを取得した上でサーバーをレンタルすれば、他のサーバーに移転することになってもURLは変更しなくて済む。企業名・ショップ名でドメインを取得すれば、どのサーバーでもそのドメインを使うことができ、ユーザーにも顧客にもメリットが大きい。